「ゆるんで、いいよ。」

ビターズ(キリンビール株式会社)と言えば

チューハイ事業部の謀反(「『とりあえずビール』から『とりあえずチューハイ』へ」)

のイメージが強かった。

どちらかと言うと若年層の酒(ビール)離れを背景に

ビールよりは苦くない
チューハイよりは甘くない

アルコール飲料のイメージだ。
(CMに出演していたのは濱田岳さん)


ただ、ふと電車の中吊り広告に目をやると

石田ゆり子さんらしい大人の優しい感じで

「ゆるんで、いいよ。」

と語りかけている。


ビターズのターゲット層が若年層に問わず広くなったのか、と感じた。

広告を見るに、晩酌をイメージしているようだ。

晩酌といえば、一定より上のレイヤーでは
チューハイ誕生のタイミングもあって、
やはり、ビールが強かった。

ただ、

税金があがったり
洋食の世代が上の世代になったり
伝統に肩肘張らない時代になったり

アルコールも強く1本で済んで
食事に合って
おしゃれな

合理的な飲み物に徐々にシフトしているのかもしれない。


「『とりあえずビール』から『とりあえずチューハイ』へ」に移行するには、若者じゃなく、その上を説得しないといけなかったってことかもしれないですね。

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